施工事例
【和瓦→平板瓦への屋根工事】
陶器瓦の中でも平たい形状のものを平板瓦といいます。
鬼瓦や高い棟のない平板瓦は和の印象が薄くなるので、より幅広いデザインに似合います。
平板瓦と和瓦は並べ方が異なり、和瓦が縦横とも一直線に整列させるのに対し、平板瓦は上の段の瓦の位置と半分ずつずらしながら並べていきます。
そうすることで雨水が屋根の下に入りにくくなり水が切れやすくなります。
とてもスタイリッシュでカッコよく仕上がり、施主様も大満足のご様子でした。
【雨漏り補修工事】
棟からの雨漏り補修工事を行いました。
棟(むね)とは、屋根面の重なった頂点部分。
この箇所が屋根にとって一番重要箇所と言っても過言ではないくらい、雨漏りの原因になっていることが多いです。
元の屋根のような「のし積み」の棟ではなく7寸丸瓦でシンプルに地震に強い棟に施工しました。
棟金具に芯木をのせビスで固定し、この芯木に7寸丸瓦をビスで固定する大事な下地です。
7寸丸瓦を被せてパッキン付きステンレスビスで芯木に固定します。
元の「のし積み」の棟に比べ重量が軽く省施工の為、工事予算も抑えられます。
地震の多くなった最近では耐震強化棟として多く施工されるようになりました。
【多太神社の屋根修理工事】
ご縁があり元禄6年(1693)造営、川西市の多太神社の屋根修理工事を受けさせていただきました。
当店代表も「宮入」に参加させていただいているので、多太神社の修繕に少しでも携われ嬉しく思います!
瓦をめくり、木部補修を行ってからの瓦復旧工事でした。
境内には稲荷社・北摂七福神の福禄寿が祀られているので、是非一度足を運んでみてください。
【カバー工法】
カラーベスト屋根にはこちら。
■アイジー工業のスーパーガルテクト
屋根カバー工法とは、現状の屋根の上から新しい屋根をかぶせる工法のことです
。
既存の屋根の上にルーフィング(防水紙)を貼り、その上に軽い金属の屋根を張ります。
塗装よりも長持ちし、既存の屋根の解体や処分する手間がかからないので、葺き替えよりもコストを安くできる上、廃材も少ないエコな工法です。
夕日が綺麗でした。
【台風地震屋根-不陸調整の大切さ】
■使用屋根材:KMEW(ケイミュー) ROOGA
瓦の撤去〜不陸調整(1番大事!)
下地工事〜防水シート〜ROOGA
下地の経年劣化や屋根自体の重みで下地が曲がっていきます。
これを不陸といい、不陸が多くある場合は、下地に木材を入れ、3mm〜45mmの木材で調整し、不陸をなくします。(屋根をまっすぐにします。)
これをすることにより、仕上がりがきれいになり、なおかつ雨漏れに繋がる曲がりもなくすことができます。
この状態を放置すると、最悪の場合雨漏れの原因となります。
当社は、現場調査の際に判断させて頂いております。
おしゃれへの気遣いは大切にしています。
【板金加工・施工中】
既製品の軒先水切りを加工して取り付けました。
見た目重視の一品です。
ちょっとしたお直し工事も
お気軽にお問い合わせください。
【屋根葺き替え工事のBefore &After】
■使用屋根材:KMEW(ケイミュー) ROOGA 雅
一般的な陶器平板瓦と同等の厚みを持ちながら、
ROOGAの重量はその約1/2!!
30年相当の耐久年数もありますので
オススメの屋根材です。
【屋根の棟の役割とは?その1】
屋根の山の稜線になっている部分の事を「 棟 むね )」と呼びます 。
そして瓦屋根の場合棟部分には棟瓦が施工されています。
屋根の高い場所にカマボコ型の冠瓦が並べられまたその端に鬼瓦がある。
ご自宅もそのような形になっているのではないでしょうか 。
この棟瓦は屋根の面と面がぶつかる境目の部分に設置されています 。
※下へ続く
【屋根の棟の役割とは?その2】
棟瓦が無い状態の瓦屋根をご覧ください。
このように面同士の境目には空に向かって隙間が空いている状態ですからこのままでは雨が屋根の内部に入り込んでしまいますね。
そこで棟瓦が大きな役割を果たします
。
棟瓦はこの隙間を覆うように施工され、上からの雨を受け止め流すことで雨漏りを防止し屋根と建物を守るのです。